●『20世紀SF(5)1990年代』ISBN:4309462073 【アマゾン】

日の下を歩いて
こういう「空想の心の支え」ネタは個人的にツボです。50年代の巻にあった「なんでも箱」とか、先週あたりスーパーチャンネルでやってたスタトレTNGの、空想上の友達が実体化する話とか。
ま、それはそれとして、月の極まで行って小さい半径歩いてれば距離が少なくてよかったんじゃないかな。なんかマズイ点あるかな。
キリマンジャロ
これもすごいツボです。極彩色のギーガーという感じ。結晶世界もだけど、「地球の長い午後」も連想しました。
で、結晶世界を再読したんだけど、主人公の心の病み具合というか闇具合はレベルが違いますわ。不倫相手に不治の病(当時はそうなんだっけ?)うつしといて、知っててまたHして、さらに他のムチムチギャルともHしてる。いけませんなー。
しあわせの理由
んーイーガン他人とは思えません。こういう事は高校の時とか考える人けっこういるんじゃないか。それをおもしろいSFに仕立てるのはさすが。



alt.books.roger-zelaznyで最近変なサブジェクトで内容が空白の記事出す奴がいて、「コーウィンvsウェスリー・クラッシャー」、「コーウィンvsアラゴルンvsエルリック」、「コーウィンvsテレタビーズ」とか、もーなにがなんだか。で、それを真面目に考える奴もいて結構笑える。