●『TIME、21世紀大予測』

物理の所とか、究極の理論の話とか耳学問じゃなくて本とに分かって書いてあるのがいい。あちらじゃ科学ライターも地位高いもんなーとか思う。で、読み進んでたら、「サイバーパンクという言葉を生み出した作家が想い描く未来はなんたらかんたらだ」という文があって、「え!」と思って巻末みたら執筆者一覧があって、その章はウィリアム・ギブスンが書いてた。他にもブルース・スターリングスティーブン・キングなど豪華な執筆陣。じゃあ、さっきの究極の理論は? と見てみたら「スティーヴン・ワインバーグ」!!ぐはぁ。失礼しました。


ウィリアム・ギブスン『カウント・ゼロ』 ISBN:4150107351 【アマゾン】, 早川文庫SF

10年前読み始めて、砂漠での作戦あたりで登場人物が把握できなくなってそこでやめてた。今は文体に消化不良しなくなったので順調に進む。なんだ、みんな爆死じゃんか。把握しなくてもよかったんじゃん(笑)。

●"Roger Zelazny's Visual Guide to the Castle Amber" ISBN:0380755661 【アマゾン】

ゼラズニイの名を冠してはいるが、内容はファンジンみたいなもの。本人はあまり関わってないっぽい。ウェブのアンバーファンのページを探せばこのレベルのものは沢山ある。高田馬場の洋書ビブロスで以前千円弱で売ってたけどその価値ないから買わなかった。こないだ行ったら100円に値下がりして、しかもなぜか二冊に増えてた。一冊購入。