PlaneScape:Torment クリア。DISK4 に入ってからはいろんな Plane をタライ回しにされてストーリー展開がほとんどなかったけど、最後のPlane で怒涛の展開。夜１時くらいに Sigil の街を旅立ち、結局朝７時にエンディング。超興奮。ネタとしてはエルリックとか影のジャックあたりを思い出した。振り返って見ると、ストーリー的には割と線形な流れだった。Sigil はいろんな Plane に通じるポータルがあるけど、それを使うには鍵となるアイテムを手に入れないといけない。これがストーリーを進めて手に入るようになってるので大筋の流れは線形になる。でもまあ街でストーリーに絡んでこないクエストがたくさんあるから割と自由度はある。
期待してたのとはちょっとちがうゲームではあったけど、ベストオブＲＰＧ１９９９の称号にふさわしいゲームであることは間違いなし。サウンド、グラフィックはもちろん素晴らしいけど、やはり表示される膨大なテキストとシナリオが一番素晴らしい。グラフィックが同じＮＰＣでも話かけた時に表示されるその人の描写とか会話とかが大量に用意してあって想像を刺激してくれる。PlaneScape の世界では"The word is mightier than the sword." なる諺があるらしいけど、確かに戦闘よりも英語読んでる時間が圧倒的に多かった；）ただし自分の場合、洋書もそうだけど苦労して英語で読んだ作品は評価が高めになるので公正ではないかも。ともあれ、中学時代に WIZARDRY に対して抱いた「本物」への憧れのような感じをまた体験できてよかった。
ちなみに出演してる声優はあっちじゃ有名な人達らしい。リンク
