シオドア・スタージョン『君の血を』, 山本光伸訳、早川文庫NV ISBN:4150410275 【アマゾン】

解説にある通り、一読目は普通という印象だった。かなり身構えて読んだんだけど。で、次に順不同で怪しそうな部分を読んで、もしかして、という考えが浮かんだ。当たってるとしたら、かなりヒエーだ。
まず一読目で分かったネタバレ:
アンナとの周期的な性交、という文、おそらく原文はperiodic だろう。period を辞書で引けばダブルミーニングが分かる。でも、これだけならそれほど変態という訳じゃないという気もする。そして二読目のネタバレ
この行為は、アンナが最初だったのか。そうでない場合、相手は誰で、誰がそれを知っていたか。