SFの数字

クラーク『都市と星』 ISBN:4150102716 【アマゾン】、10億年後の話だったけど、この10億って数字はたぶん「ミリオンじゃ割とすぐだからビリオンにしちゃえ!」って感じで適当に決めたんじゃないかな。そういうわけで、SFに出てくる全ての数字の対数分布を取ってみたら、多分英語圏のSFは6、9、12ケタのところにピークがでるんじゃないかな?日本だと、どうだろう。4ケタおきにピークかなぁ。(M.ピークの作品は6と12にピークがあるかな)

誰だったか昔の数学者が、いろんな都市の人口表を見て、頭の数字が1〜4なら俺の勝ち、5〜9ならあんたの勝ち、という賭けをして儲けたという話が森毅だったかの本にあった。これは一様対数分布を考えると1〜4の方が有利。これと同じトリックでSFに出てくる数字の賭けで儲けられないかなぁ。