アムールX ハビロX オガタO

撮影機材: https://ita.hatenadiary.jp/entry/2025/04/17/000000
採集機材:https://ita.hatenadiary.jp/entry/20180816/p2
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シデひたすら掬う作戦の合間に、難物タマムシも探す。
目標その1:アムールムツボシタマムシ。ブナ帯で主にカエデ部分枯れ、またブナの倒木で得られた例がある。吹き上げでの採集例も。
目標その2:ハビロキンヘリタマムシ。ハルニレの高所をひたすら掬う。

7月27日:目標アムール

今回は吹き上げ作戦で。半世紀前に吹き上げでオトメが採集された地点に行く。しかし、虫が飛んでいないし風もこない。吹き上げで有名なGMO山とか山頂は有象無象が空を覆っているのに。

ヒメヨツスジハナカミキリ

メス。ノリウツギで先週も何度か入った。オスは撮影済だからとポイしてたけど、メスもポイしてたようだ。ちゃんと見て確保。ド日陰のノリウツギであれば時間関係なく入った。

オガタナガタマムシ

登山道途中のカジカエデ、今回の目的ではないので軽く掬って2exs。

またシデ

とある店がある峠の周辺で午後一杯シデを掬う。すごくシデが多いが、暑すぎてダメっぽい。
お店のご主人に話しかけられ、こんな虫探してるとカスガキモンの画像をお見せしたら「あー、これいるよ」と。はは、適当こくなや(笑)

7月30日:目標ハビロ

長野の有名産地でひたすらハルニレ掬う。しかし気配なし。10m竿では難しいけど、だからといって、仮に14m竿使っても樹冠には遠いし。
15時頃に撤収、前回カスガキモンを掬った県境エリアへ移動。

カジカエデ

道中でカジカエデの伐採材を発見。残念ながらギリ山梨県側で長野の記録とはならない。

オガタナガタマムシ

もう夕日がギリギリ当たる程度だったけど、1オス1メス入った。こちらはオス。青みが強い。

オガタナガタマムシ交尾器


オガタナガタマムシ

こちらメス。色は微妙。

オガタナガタマムシとミドリツヤナガタマムシ極東日本亜種

オガタ/ミドリツヤ比較

この比較だと光沢、上翅端の形状ともに差はあるけど微妙ですね。

内側隆線:オガタナガタマムシとミドリツヤナガタマムシ

この差異は安定しているように見えます。記載論文にある通り(大図鑑では詳細には言及されてないけど)、オガタは後角より若干内側で後縁に接して、凹凸なく光沢ある部分が広い。ミドリツヤは線が細いまま接する。


シデ

夕刻のサペルタイム、飽きもせずシデを掬うも何も入らず。

訂正前分

以下、比較用の個体はウグイスでした。訂正前の写真と文です。

比較。やはり光沢が違う。また上翅端の形状も違う。ただしミドリツヤの翅端が丸くなるのは極東日本亜種fukushimensisに特有の形質で、あまり丸くないのも見る。

内側隆線:オガタナガタマムシとミドリツヤナガタマムシ

記載論文にある通り(大図鑑では詳細には言及されてないけど)、オガタは後角より若干内側で後縁に接する。ミドリツヤはウグイスのように若干突出した後角に接する。