本州のオガタナガタマムシ


撮影機材: https://ita.hatenadiary.jp/entry/2025/04/17/000000
採集機材:https://ita.hatenadiary.jp/entry/20180816/p2
クリックで拡大。★は初見。

ここで今年の目標タマムシを整理。東日本のタマムシ、アオナガとトガリバシラホシを落とせたので残るターゲットは以下の通り

★5

  • [今年狙える]アムールムツボシ:関東では吹上げの記録。岩手ではカエデ衰弱木。大菩薩から帰ってきたら車にいたという記録も。
  • ワタヌキミドリ:できれば開拓したい。原生林はサワシバなく自然度の匙加減が難しい

★4

  • [今年狙える]クロコモン:長野か岩手か北海道か岡山か
  • [今年狙える]ハビロキンヘリ:ちょっと実験する
  • [今年狙える]ニセウグイス: ひたすらシデ
  • [今年狙える]スギウラ:ひたすらヤチダモ
  • [今年狙える]シリグロナカボソ:15mミズナラ樹冠をいかに攻めるか。
  • [今年狙える]アオナガタマムシ:確保したが生態写真も狙いたい
  • [今年狙える]クロチビ:秋にロケハン
  • [今年狙える]ナガヒラタチビ:中部以西行く機会があれば
  • クロマダラ:柏周辺で見つけたい
  • ホソナカボソ:鹿害で難しい。ナワシロイチゴ群落
  • アカヘリミドリ:今年見つけた物件で来年狙いたい

★3

  • [今年狙える]クロケシ トゲフタオ ミカンナガ:秋冬に狙う
  • アサヒナルリ:東京or静岡,開拓で狙ってみる
  • サビナカボソ:自然環境にこだわりたい

★2

  • アオマダラ クロタマ キタドウイロ マルガタチビ:随時。あえて狙いはしない

とりあえず現在は「ひたすらシデ」作戦を実行中。先週夕方にロケハンだけした富士山エリアの場所。シデやサワシバが多く目標とするナガタマにはよさげだった。またカジカエデも結構生えてた。今回は朝からこのポイントへ。

現着

先週はノリウツギ終わりかけ、リョウブはまだまだに見えたけど、実はこの週がノリウツギ満開時期であった。掬うとハナカミキリのイツメンが大量に。

ヒメヨツスジハナカミキリ

かなり小型で一見してそれと分かった。オス。

シデ・サワシバ

重点的に掬いますが、とにかくダイミョウが大量に入る。小さいのでいちいちルーペで確認して網から出すのが大変。

カジカエデ

九州の模式産地でオガタナガタマムシを採集・撮影した時、カエデのうち半分がカジカエデだったけど、オガタが得られたのはカジカエデが多かった。特定のカエデの種類にたいする嗜好性の有無はまだ立証できないけど、もしあるとするならカジカエデだろう、というところ。ものは試しで本州でも得られるか掬ってみます。


オガタナガタマムシ

網に入った時、一粒の砂金のようにキラキラしている感じが九州のオガタと同じでした。
これは来たか!と思いましたね。ただ、ゲニを見るまでは確定は出来ない。
カジカエデ以外からもいくつか入りましたが、特定のカジカエデのご神木から6exs得られました。

オガタナガタマムシ交尾器

帰宅してゲニを確認。少なくともミドリツヤではない。九州のオガタと比べると、先端が若干違うけど、他に該当するものもないのでオガタで確定。他にも若干九州産と微妙に違う点が見られるので、もしかしたら分類学的整理がなされるかも?

ミドリツヤナガタマムシ

こちらもカエデから。まあ光沢が全然違いますね。

ロニノナガタマムシ

こちらは目が小さく寸胴なロニノ。

ネルソンダイミョウナガタマムシ

尾根筋を歩いていると枯れ枝混じりのドウダンツツジを発見。ドウダンといえばあれだ、と掬うと一発で入った。


植生調査

この付近はホソナカボソタマムシの記載に使われた個体がある。ホストのイチゴ類を探して歩くも、予想通り鹿害で下層植生は壊滅状態。だめだこりゃー。

Day 2

次の日も富士山周辺でひたすらシデ。しかしナガタマはマサキ、ウグイスなどのみ。うーむ。この日は目立った収穫もなく。