オガタナガタマムシ

撮影機材: https://ita.hatenadiary.jp/entry/2025/04/17/000000
採集機材:https://ita.hatenadiary.jp/entry/20180816/p2
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数年前に激レアのナガタマが大発生していた大分某所。環境の遷移が急速に進む過程で特殊な状態が期間限定で出現し、難易度設定がバグった感じでした。もしかして、今年訪れたらまた別の激レアが大発生してないか、たとえばニセウグイス、イマサカ、ツツミウチとか。そんな根拠のない期待で訪れてみました。時期は前回より若干遅め。7月の記録が多そうなオガタナガタマムシを狙っての判断で、こちらはタイプ産地なので地道に探せばいるだろう、という目算。
実は前回来た時、カエデの伐採木でミドリツヤっぽいけど光沢の強いナガタマは多数見つけてて、オガタかもと思って生態写真も存分に撮影したんだけど、図鑑とかにはものすごく青い個体が載ってる一方で見つけた個体は全て黄緑っぽい色でした。なので青くなければオガタじゃない!と納得しませんでした。その時の記事→https://ita.hatenadiary.jp/entry/2022/06/03/000000

ハンノオオルリカミキリ

サペルには若干遅めだけど、ハルニレからはこれとかキバネニセは若干入りました。
羽化時になにか特殊なことがあったのか、色が変わっている。陶芸でいう「窯変」というやつみたい。
ちなみにシデを掬いまくりましたがニセウグイス、イマサカは入らず。
カスガキモンのオスが入りましたが、ピルケースに入れてたらいつのまにか逃げていた。

重要情報

「ツツミウチ」と「キタウグイス」が同種であることは図鑑の後に出た月刊むしの記事で知りましたが、図鑑によればキタウグイスはカエデやアサダの掬いで入るとのこと。ではオガタとツツミウチの両面待ちでカエデを掬うか、と。しかし翌日お会いした福岡の虫屋さんから、いろいろと情報を伺いました。ツツミウチはケヤキの材採で得られたと図鑑にはあるけど、実は違った、と。また、前日に某所でイマサカを採集されたということで、環境等について教えて頂きました。ありがたや。
何週間後かに自分も採集することになるとは思いもよらず。

カジカエデ

シデは気が済むまで掬って妄想が妄想であったと分かったので、今度はカエデ。林縁にある物件を掬います。このあたりはカナダ国旗みたいな葉のカジカエデが多い。立ち枯れの隣の葉を重点的に掬う。

オガタナガタマムシ

キター!ナガタマ掬ってると、有象無象が網に入り、動いてるものはコメツキ、動いてなくて転がるものは虫の糞、そうじゃないのがナガタマ、という風に選り分けていきますが、オガタはその中で一粒の砂金のようにキラキラしているのですぐに分かりました。

オス

一日目、二日目でそれぞれ1ex確保しましたが、どっちがどっちだったかな。
鮮やかな青、とまではいきませんでしたが、前回よりもシーズン後に来てるんで、その分青みが増しているのかな?

メス

ミドリツヤ vs オガタ

ミドリツヤも網に入ったので比較。

エリトラの顕微鏡写真

左ミドリツヤ、右がオガタ。立体構造がかなり違う。

オガタナガタマムシ オス 前胸腹板突起

オガタナガタマムシ メス 前胸腹板突起

ミドリツヤナガタマムシ オス 前胸腹板突起

オガタナガタマムシ 交尾器

ミドリツヤナガタマムシ 交尾器

オガタナガタマムシ 内側隆線

ミドリツヤナガタマムシ 内側隆線


カジカエデ

ちなみにこれが前回オガタらしきのが群れてた材、当時の写真。実はこの後帰宅してこの時の個体を見てみたらゲニが出ててオガタだったと確定することができました。

クリイロシラホシカミキリ

これは朝いろいろ掬ってた時の。あとはトラニウスもいたけどピンぼけ写真だけで逃げられた

本州にいる?

さすがにすごく青いのはいないようですが、記録はあるようなんでカエデ掬ってみます。