丹沢のキイロメダカカミキリ

Canon EOS Kiss X5+TAMRON SP 90mm VC USD

  • ストロボ:絞り優先モードF11〜F13、露光1/200固定、ストロボ+2、ケンコー影とり、ISO-AUTO
  • 自然光:マニュアルモードでF8〜F16、露光1/125〜1/1000、ISO-AUTO

クリックで拡大。★は初見。

材チェック

5月に北丹沢で拾ってきたダンコウバイの枯れ枝。採集したときの記録:http://d.hatena.ne.jp/ita/20180506/p1
ちょっと粉が出たので期待してたけどその後音沙汰なし。スカかな〜と思っていた所。今日もパッと見なにも出てない。ケースを置いて別のことをして、ふと見るとケース内側側面に小さなゴミが、と思ったら次の瞬間ゴミが側面から落ちていた。ちょっとまて!ゴミはそうそう動かない!

キイロメダカカミキリ★

キター!いちおう記録のある場所で拾った材、とはいえ神奈川での本種の記録は数例というところだったと思う。その記録の詳しい状況はわからないが、茨城での例を参考にダンコウバイを拾ってきたというわけ。ものすごい小さい羽脱孔とかも開いていて、糞も新しめのが詰まっていた。いやしかし、こんなに小さかったのか。タカオメダカ、サドチビアメイロなんかと同じくらいだ。一応これでも最大倍率での撮影です。
茨城の某林道は有名になってダンコウバイ材はあらかた採集されてるらしいですが、丹沢エリアはわりと広くダンコウバイが見られるので、狙い目かも。あとは、ブナ帯まで登るとアセビが多いですが、これもホストに含まれているので、誰か試して見ませんか?



あ〜〜〜しかし、ようやくカミキリビンゴ2018が一つ穴あきました。今年自己初カミキリ13種目ですが、ようやくですわ。

ラギウム幼虫

おまけ。飼育中のラギウム幼虫。トウヒ樹皮下で木の繊維が片側に詰められた隙間にいた。全周を繊維で囲んで蛹室完成だと思うので、もう食べずに蛹化するだけの可能性に賭けて変なものは食わせない。砂糖水だけちょっとなめさせてみてる。