移入種ハンター Part 2

先に書きます。成果なし。
目標はタイリクフタホシサビカミキリ、Ropica dorsalis。沖縄とかで自販機やコンビニによく来ているフタホシサビカミキリ Ropica honestaの親戚です。
地元である大陸ではなんでも食いかつ年中発生している普通種で、中国・台湾では 「雙星銹天牛」。検索すると普通種であることが分かります。何故か日本各地でも散発的に記録があります。

おそらく材木等について頻繁に入国してるけど、爆発的に広がることなく定常状態になるか消滅しているのでしょう。神奈川では桑で見つかっていますが、桑といえばニイジマチビの縄張り。どうやって折り合いをつけているのか、あるいは最終的にニッチを奪い返されて消滅するのか。
ざっくりしたエリアを伺っていたので、そのへんの謎も解明するために広範囲で桑を叩いて、ニイジマが落ちるかこいつが落ちるか、マップを作製する作戦。
しかし、いろいろな所で叩きましたが落ちるのはニイジマのみ。ついでに栗の枯れ枝も叩いたけどケシとかしか落ちず。狭い農道を自転車で走り回って調べました。
暑くて疲れた。30kmは走ったかな。しかし若干時期が早かったという可能性も。地理的でなく時間で棲み分けとか、枝の太さで棲み分けとか、まだ色々可能性はある。