関わった書籍

その1「東京都のカミキリ虫」:写真と文章を使っていただきました
http://tengyu2.web.fc2.com/books/book-tokyo.htm

その2「シルトの梯子」:用語チェックがたいへんでした。

何もない空間では、粒子の波束はつねに拡散し、際限なく広がる。しかし粒子が古典力学のばねのひっぱりに類似した引力を受ける場合、特定の形状、特定のガウス型の形状、統計学の釣鐘カーブのような形状、は安定である。それよりも狭く鋭い波束は全て、必然的に運動量の値が一定の幅をもち、それにより広がることになる。それは不確定性原理そのものだ。正しいガウス型波束は、しかし、正しい環境において位置と運動量の不確定性が完全な妥協を示し、波が動くとともに形が変わらないことを可能にする。(出版されたバージョンでは修正がある可能性あり)

ウソみたいだろ。小説なんだぜ。
http://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000013725/

シルトの梯子 (ハヤカワ文庫SF)

シルトの梯子 (ハヤカワ文庫SF)