ヌル記録&キボシチビカミキリ羽化

Canon EOS Kiss X5+Tamron SP AF90

  • ストロボ:絞り優先モードF11〜F13、露光1/200固定、ストロボ+2、ケンコー影とり、ISO-AUTO
  • 自然光:マニュアルモードでF8〜F16、露光1/125〜1/1000、ISO-AUTO

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Mt.Fuji from afar

土曜はこんな景色を見ながらベテランAさんと吹き上げ採集。一度で採れるような虫ではないと思っていたので採れなくてもまあ当然。午後はひたすらクマシデ材あつめ。
日曜は表富士に初挑戦。いい環境でしたが中腹だけ曇りという富士山あるあるで寒くヌル。表限定のヘリグロホソハナとか狙ってたけど。

キボシチビカミキリ★

五月末に高尾山麓のモミ枝から採集したサナギ (http://d.hatena.ne.jp/ita/20170528/p1)が無事に狙っていたキボシチビになりました。5月には成虫になってるというし、サイズがサビ系くらい大きいので違うかなと思いましたが、11.4mmの金冠サイズになりました。成長に時間がかかったのでしょう。まだ羽化後5日なので若干テネラル気味です。しかしキボシ模様の微毛がきれいだなぁ。

次は生態写真を狙いたい所ですが、まあ難しいでしょうね。モミの大木は地上高い所に枯れた下枝がある。そういう所に産卵すればトカゲに食べられたりアリに卵が食べられたりするリスクが少ない。そして枝を食い進んで、脆くなった枝がたまに自重で落ちてくる。それを持ち帰ると成虫が出てくる、というわけで材採では普通種、成虫採集はほとんど無理ということでしょう。とはいえカミキリは地上何mにいるかなんて見えないので、地上で同じような環境を作ってやれば来るかも?