★チャゴマフカミキリ

Canon EOS Kiss X5+Tamron SP AF90

  • ストロボ:絞り優先モードF11〜F13、露光1/200固定、ストロボ+2、ケンコー影とり、ISO-AUTO
  • 自然光:マニュアルモードでF8〜F16、露光1/125〜1/1000、ISO-AUTO

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九州方面の方々のWEB記録を参考に博多の公園で外来種ゴマフ探し。時期はギリギリかな。まあ、ゆうてゴマフだから何とかなるでしょ。台湾・中国の普通種が結構昔に移入し定着してるんだとか。

丸太

キノコ生えてる。ゴマフなら来るかも?

チャゴマフカミキリ★

遠目でみた時は、材の古さもあって「なんだクロフヒゲナガゾウムシか」と思った。茶黒茶黒のパターンが同じなんで。でも寄ってみて目当てのカミキリと判明。ヤッター!しかし時期が時期だけに擦れ擦れですね。
斑紋は、カタシロゴマフの白い部分の輪郭をクッキリさせてその上に茶色を塗った感じ。カタシロが擦れて茶色くなることはないから除外できる。またナガゴマフは上翅の後ろの方にクッキリした黒い斑紋がある。これも擦れて消えるものじゃないから除外できる。

台湾では褐翅星斑天牛,あるいは茶胡麻天牛。ん、あまり多くないのか。http://taibif.tw/zh/namecode/424952
中国では茶胡麻天牛らしい。「数量最多」だそうな。http://baike.baidu.com/view/1687954.htm
ん、中国のページの写真はナガゴマフじゃないか。

考察

材の選り好みしない普通種なのに分布が拡大しないのは興味深いですね。近縁のナガゴマフなどとの棲み分け、競争、同所分布とかどうなってるのかな。
あくまで一つの仮説ですが、ナガゴマフなんかと交尾できちゃってF1はできるけどF2はできなくて分布境界で死滅してるとか。

セスジナガキマワリ

上翅の造形がなかなか。