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いままで都市伝説だと思っていたナカバヤシモモブトカミキリを先日の遠征でSさんが採集されるのを目の当たりにして(採集記事)、自分でも見つけたくなった。半世紀前までは横浜市内でも採れていたそうだけど松林の減少とともに激減しているようだ。
今回参考にしたのは最近の月刊むし453の記録。アカマツの新鮮な枯れ枝スイーピングで得られたとのこと。
まずは寄り道して花などチェック。
ニンフホソハナカミキリ
トリアシショウマが少しだけ咲いてる。来ているのはニンフとチャボのみ。
さすがにまだツボミ。
タンナ立ち枯れ
去年フォルモサのいた木。お、なんか根元に茶色いものが。きたか!?
トガリバホソコバネカミキリ
おおー、交尾してる。単体のは夕方またチェックしたときに見つけたもの。
タンデムだと、ネキ独特の複雑なフォルムが2つも重なって写真としては構図的によく分からなくなりますね。
本命のいる山に移動。山頂が開けていてアカマツが20本ほど周囲に生えている。山頂は競合がないためアカマツの枝が掬える高さにある。他の場所でもアカマツはそれなりにあるけど植林の杉と競合して枝が高く掬えない。
とりあえず竿の届く高さにある、葉が茶色くなった枝を時間をおいて何度か掬ったけど、そう簡単に得られるものではない。
前回の遠征では稜線のヒメコマツから得られていた。尾根筋も競合がないため枝が低い。点でなく線で分布するためチャンスも多いということだろう。これが面になってアカマツ林になると松同士の競合でまた枝が高く掬えない。剣丸尾とかそんな感じだ。
シギゾウムシsp.
松を掬って落ちた。偶然かも。マツシギなんてのはいない。