アカムネハナ2015::Take 2

Canon EOS Kiss X5+Tamron SP AF90

  • ストロボ:絞り優先モードF11〜F13、露光1/200固定、ストロボ+2、ケンコー影とり、ISO-AUTO
  • 自然光:マニュアルモードでF8〜F16、露光1/125〜1/1000、ISO-AUTO

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性凝りもなくアカムさんのリベンジに行ってきました。Take 1 は二週間前、春先の季節の進みから例年より早めで行って見たのですが、どうも長野では開花が一週間遅い花もあるとか。今回のTake 2は例年ピークとなる時期にしました。
レタス村は通算で三回目。レタス村行かぬ馬鹿、二度行く馬鹿、三度行くキチガイ、といった感じでしょうか。しかしアカム以外のS級虫が採れることが分かってきてて、リピーターの方にも何人かお会いしました。

兵站

八王子で軽自動車1日0.7万、ETC 0.4万、ガス0.3万

23:00 八王子発

都心は雨が止んでたのにこっちは小雨。そして現地へ向かうにつれワイパー最強くらいの雨に。しかしSAの雨雲レーダーによると局所的な雨だったようで、高速を降りる頃には止みました。SAには蛾しかいなかった。

オオツノトンボ★

集虫力抜群のローソンにて。雨上がりのため甲虫はNULL。

02:30 土場

雨で材が濡れ濡れ。太い材の隙間で乾いた部分を探しているといくつかヒメマルクビらしきもの発見。明るくなってカラマツカミキリに化けることを期待して確保。しかしヒメマルはヒメマルでした。リリース。


03:00 ワレ夜戦ニ突入ス

現地着。当然誰もいません。長靴とゴア雨具完全装備。星を見上げながらクロツを叩くと雨水がザンザン落ちてきます。叩き網はすぐに「蛾と蜘蛛の雨水冷製スープ、木の葉添え」という有様に。♪星空の下のディスターーンスとアルフィーの歌が脳内でループします。
雨宿り出来そうな、大きな木の葉の多い部分を集中的にライトで照らしつつ叩くこと約30分。

03:30 勝利 S

うお、なんか重厚な虫きた!思ってたより大きいのですぐに分かった!
旗艦北上のカットインがボスに刺さった!

アカムネハナカミキリ★

メスだ。赤くて丸い胸、つや消し仕上げの上翅。そしてボリューム感。こんな虫だったんだ。


就寝

木に陽が射すまで車で安心して4時間ほど寝る。

アサー!


ヒゲナガシラホシカミキリ

葉の朝露がまだ残る時間にハルニレ掬い。今回もメスを発見。お、白い部分がなんとなく真珠の輝き。
他にキモン、クロニセリンゴ、ハンノアオ


ヒオドシチョウ

白樺に映える

アカムネハナカミキリ

クロツバラの横の別の草の葉上に発見!一端引いて遠景を撮影


またメスですね。生態写真が撮れてよかった。



こちらはオス。メスに比べてあまりに細いので前回逃したムネアカクロハナのメスだと思って喜んでた。写真を見返してアカムのオスと判明。やったね。まあムネアカクロハナはどこでも狙えるさ。


悪企み

アカムネ子「きゃー悪い奴に捕まっちゃったわ」
アカムネ美「たすけてーアカムネオさん」
俺「聞け、アカムネオ。この二人の命が惜しければ助けに来い!」
30分待ったけどムネオは来なかった。

移動

網をグリーンに変えて数時間うろうろ。しかしNULLだったので省略。

ハイイロハナカミキリ

Alt.1750 モミ立ち枯れにて。このくらいタダラギとはっきり分かる黒さだとカッコイイ


アワブキ

二週間前は大した虫が入らなかったので昼は掬わなかったけど、なんとなく夕方掬ってみた。ノイバラが終わってこの花しかなかったので色々入った。昼も掬えばよかった。
ジャコウホソハナの赤・赤タイプが入ったけど逃げられた。

カタキハナカミキリ★

真っ黒だけど、違和感!ツヤケシでもムネアカクロハナでもホンドアオバでもない。背中が弯曲!やったー
完全黒化という訳でなく、うすーーく肩に黄色い紋の痕跡が。


キモンカミキリ

土場はこのくらい。


帰還

渋滞もなく無事帰還。とりあえずクロツバラからは開放されたので、また来ることがあれば周辺をいろいろ探索しよう。