絶滅危惧種を見に行った

Canon EOS Kiss X5+Tamron SP AF90

  • ストロボ:絞り優先モードF11〜F13、露光1/200固定、ストロボ+2、ケンコー影とり、ISO-AUTO
  • 自然光:マニュアルモードでF8〜F16、露光1/125〜1/1000、ISO-AUTO

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兵站

車一日0.6万 ガス0.3万 ETC 0.5万
中央の事故渋滞で朝1時間を無駄にした。

草喰い

予報によると長野は曇り時々晴れ。花や材が濡れてダメな時は草や葉を食う奴を狙え、ということで草喰いのカミキリを撮りに行った。

現在長野と岡山の限られた湿地でしか棲息せず、絶滅危惧かつ採集禁止、違反すると罰金100万円あるいは懲役1年。
あらかじめ特定した食草の群生地を訪れるも食草を発見できず。ビジターセンターで教えて頂くと場所は合ってたのでもう一度探す。しかしない。
後で検索して分かったけど、湿地環境の変化で湿地自体が縮小したのに加え、10年ほど前から鹿害で減り始めていたらしい。そして去年花の咲く時期に訪れた方のblog記事では一輪も咲いてなかった、と。
別の場所で鹿避けの電気柵を設置し、その中で草を栽培してるらしい。その草の個体数をモニターしてる有様であるから、虫自体は「野生絶滅」したと見ていいだろう。
今後は食草が回復したら地元産の個体群を累代飼育していたものを放して回復を目指すような、絶望的な状況と思われる。
県内では他に生息地があるので、一応長野RDBでは絶滅とはならないが、うーーーん。
蝶屋なら知ってると思うけど、長野県は昔から虫屋と戦ってきた。しかし鹿にやられるとはね。あーあ。

追記

棲息地は別の場所のようだ。一安心。今後増えるだろう。2,3年後に行ってみるか。

クロルリトゲハムシ

湿地なのに笹が多い。いかんなぁ。

★ヨツボシナガツツハムシ


ヤホシゴミムシ


土場

3時頃に峠を越えて移動。以前見た土場で二週間前にコトラがいたと教えていただいた。しかし到着した時は気温18度、小雨、ゴマフしかいなかった。

ドロハマキチョッキリ(ベニホシ型)

以前は亜種だったもの。関西の地域変位型。場所としては南アの西。

比較用、東京型
ドロハマキチョッキリ緑
ドロハマキチョッキリ