Canon EOS Kiss X5+Tamron SP AF90+テレプラスMC4 DGX
- ストロボ:絞り優先モードF11〜F13、露光1/200固定、ストロボ+2、ケンコー影とり、ISO-AUTO
- 自然光:マニュアルモードでF8〜F16、露光1/125〜1/1000、ISO-AUTO
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背景
連休最終日。最後の2日間をワタラセハンミョウモドキ捜索に充てていたけど、運良く一日目に見つけられた。そこで、今年は戸台でカエデがすでに全開という情報を聞きつけて急遽、数日後に予定していた戸台遠征を前倒しで実行することにした。天気予報はグッド。自然条件は良いのだが、問題は人。朝発で現地に着いてもカエデは人で埋まってるだろう。また帰路は中央の大渋滞が恐い。前者に関しては、人のいないズミあたりでゆっくり生態写真狙ったりでもするかなと。ツジウスは去年、特大のオスをゲットしてるんで拘らない。目標はピニボラ、カエデノヘリグロ、ニチダ。渋滞は、山梨あたりで風呂浴びて仮眠でもすりゃそのうち空くだろうと、明朝5時まで車を借りる。
兵站
軽自動車5:00〜5:00, 7000円。首都圏・戸台往復 250km*2, ETC 7000円ガス4000円。
作戦MAP
便宜上、林道を図のようなセクションに区切る。Sec.0は午前中日があたらない。去年はSec.3のカエデでツジウスをゲットした。
現地には朝9時前に着。Pには車が7台ほど。橋のおっちゃんに聞くと人数は10人ほど。なんと空いてるやん。最終的には人/カエデ比は0.5程度であった。Sec.1に4人、Sec.2に5人くらい。Sec.3は行かなかったので不明。自分はSec.2のカエデで配置完了。
状況
ハチ、ニセハムシ系、クビナガムシ、ヒナルリ、ピドニア、ミヤマルリハナと徐々に飛来する虫が大きくなって来る。11:00頃にダイミョウコメツキ、シロトラなどが飛来し戦闘開始。
なお写真は全て捕獲後に車内で撮影。エアコン最強にすれば動きが鈍る。
ツジヒゲナガコバネカミキリ
通称ツジウス。うは、小さい! ハネカクシかと思った。今日は1♀のみ。
発見当初は一桁exs/年程度だったのが、最近は二桁/日は見つかっている。長野RDBでは2004:絶滅危惧Ⅰ類 (CR+EN)から2015:準絶滅危惧 (NT)へ格下げが検討されている。去年現地でカミキリ屋さんに聞いた噂では、移入種なんじゃないかという疑念が。
移動
上での目標を達成したんで降りる。Sec.2の人は全員ツジウスをゲットしていた模様。
Sec.0に移動。陽当たり良。人いない。カエデ5本ほど掬い放題。カエデノヘリグロ狙い。
アカイロ
去年もそうだったけど、ピックとアカイロの同定ポイントうろ覚えで、何度もネットインしてたけどピックのほうを写してた。
帰路
街道沿いに大規模なカラマツ土場がある。どこで切ってるんだろうと、近くのGSのおばちゃんに聞き込み。材木業者さんが遠く佐久あたりとかから持ってきてるんだとか。周囲がカラマツ帯でなければ集虫できない。現地でひっついた虫が少しいる程度か。オニグルミらしき材も多い。しかしゴマフがいたのみ。
帰還
なんと中央が渋滞していなかった。夕飯たべて三時間半ほどで帰着。
虫的には戸台満貫全席という感じで満腹。材でハットリとかエゾナガヒゲとかもいるらしいけど、まあ他で狙うとして戸台はもういいかな。釣堀りだし。
意外なことにハットリイは生田緑地がタイプ産地
http://conservation.jp/tanzawa/rdb/rdblists/detail?spc=541